今日の取り寄せ依頼品のご紹介は・・・・時代錯誤というか、時代逆行注文でございます。
なかなか馴染めぬ、新デザインのサッパリしたVW純正ラベルに 701−837−502F の純正番号。
品番の下には品名の FENSTHEBER・・・・・フェンシュッタッバァー (というドイツ語発音・・・・か謎です) と記載。
一番下には Made in GERMANY でございます。
フェンシュッタッバァー が何かというと、ウインドーレギュレーター または ウインドーワインダー などと呼ばれる、ドアガラスの上降装置でございます。
部品にも部品番号の打刻が・・・・と思ったら、VW マークを半分隠して、品番の印字がされたラベルが貼られている。
「ラベルの下には何が隠れているのだろう」 って杉島が思ったわけでありますが・・・・な〜んと、701−837−502 なる品番がでてまいりました。
注文は T4 ユーロバンの 95年後期の車体番号に適合する、品番の末尾に F が付く番号ですが・・・・ラベルの下の F の付かぬ番号は 95年前期までの部品になってしまいます。
う〜ん、ラベルを剥がせば 「95年以前用です」 と言って売ってしまってもいい・・・・はずがありません。
一番上で時代逆行注文って書きましたが、この ショットでそれがわかるかな・・・。
ご注文の車両は パワーウインドーが装着されている車なのですが、このシャフトがあるって事は・・・・手回しで、ガラスの上げ下げをする部品となります。
ご注文のショップさんいわく 「オーナーさんが、パワーウインドーのトラブルはもうゴメンだ」 との事で ディーラー車には設定の無い手回し ウインドーレギュレーターの手配となりました。
で、こちらは ウインドークランクハンドルを止める ネジですが、こちらも VW純正品での手配でありました。
チラリと ケーブルが見えていますが、樹脂の ローラーや ガイドが割れてしまっても スムーズな動きが出来なくなってしまいます。
弊社の 2号車も先月左側を交換しましたが 「最近、動きがスムーズじゃない」 なんて感じたら、完全に壊れてしまう前に一度点検をするとよろしいでありましょう。
ギアや ケーブルの グリスに長年の埃や ゴミが付着していたり、ガラスを押さえる フェルトや ラバーの状態を整えるだけで復活するかもしれません。
業販専門にて、T3バナゴン・T4ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。
(有) カラーキング
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