スペシャルオーダー品。川瀬ブログです。

当社杉島の手に持たれている物は、はたしてなんでございましょう。

アップにすると、ＶＷアウディマークとＷＷＯＧＥＲＭＡＮＹの文字と７０１．８５７．２２７の部品番号が確認できますね。部品番号が入っているのは、通常は部品の裏面で・・・・この部品も裏面を見せております。

表を見ると・・・・オーナーさんでもあまり分らないかもしれませんね。Ｔ４ユーロバンのダッシュボード上面の、スピーカーぐるり・・・・じゃなくて・・・・スピーカーグリルでございます。上記の品番は末尾が奇数なので左側、右側は偶数の８となります。ただしこの部品にはもう一つＶＷ番号の刻印があり７０１−８５７−２０９Ａ（左）と７０１−８５７−２１０Ａ（右）が実際の発注番号になり、末尾に色番号の７ＸＭ（グレー）が付きます。
取り寄せの依頼をいただき、ドイツへ手配したＶＷ純正品の到着でありました。

こちらは同じくＴ４ユーロバンＡＡＦ/ＡＣＵ系のバルブカバーＡＳＳＹですが、これは当社の通常在庫品。ＡＳＳＹと品名をしているのは、シリンダーヘッドとの間のラバーガスケットやカバーを貫通するスタッド部の上下グロメット等があらかじめセットされているからです。

なぜ裏返しのＢ面を観察しているかというと、当社にはバルブカバーガスケットの単品も持っているのですがメーカー違いの相違を調べるためでありました。（ちなみに純正品はガスケットの単品の設定は無く、ラバーガスケットが劣化してオイル漏れを起こすとバルブカバーのアッセンブリー交換となるのです）純正品のラバー部にはＶＷアウディマークは入りますが、単品の設定が無いのでラバー部の品番はございません。バルブカバー本体にラバーが溶着されているようです。

こちらに並んだのは社外品のバルブカバーガスケットですが、メーカーによって少々違いがある事が納品先様の指摘でわかった次第であります。
純正バルブカバーに装着されているガスケットより、幅広でシリンダーヘッド上面にピッタリ入る寸法・・・・じゃないといけないのですが、しっくりこないメーカーの物があるのが判明した次第で・・・・。