川瀬ブログです。 

コメントは後程・・・・、って言っても昨日のコメントもまだでありました。 後程かならず・・・・であります。

本日到着の荷物から取り寄せの依頼をいただいていたスペシャルオーダー品のご紹介です。 
こちらは AUDI A6用のドアミラーの鏡部分。 で、なぜわざわざ当社へのご注文だったかと言うと、アメリカ仕様の鏡が欲しいとのことで・・・・鏡の表面に ” OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR ” なる文字が入っていました。 おそらく日本の法規では鏡面に文字があるのは・・・・ダメなのかな。 AUDI の純正品番は 8E0−857−536J でありました。




こちらは、同じミラーの裏面ですが・・・・裏面は日本仕様の物にも差が無いでありましょう。 右上に配線の端子が二つあるので、曇り防止のヒーターが内蔵されているのがわかりますね。





こちらは、在庫品の T3 バナゴン用のVW純正サーモスタットハウジングです。 エンジン本体に装着され、沸点に近い冷却液が通るので ”熱い、冷たい” を繰り返す運命にございます。 中に入るサーモスタットにも寿命があるものですが、その交換時に長年連れ添ったこの樹脂製ケースも一緒に割れてしまうという感動的な話をよく耳にいたします。 なので、サーモスタットの交換時には心機一転で、ご一緒の交換がよろしいのでしょうね。
しかし、とーっくの昔にVWの供給が終了となっている部品なので、一時はそのために乗り続けるのが困難な状況に陥っておりました。 が、現在は当社に純正品の供給が確保されているのですが、いったいいつまで続くか常に心配でございます。 部品上部に VW アウディ のマークとともに純正品番が凛々しく入っております。




ところがここへきて・・・・社外品のリプロダクションが入荷になったのです。 純正品番が入っていたところがツルッとしておりますが、全体の見た目の差はあまりございません。
以前に当社でもアメリカのコロラドから仕入れた部品で、アルミの削りだしを扱ったことがございました。 しかし今回入荷のこの部品は純正品から金型を起こしたと思われる、全くのリプロ品であります。 空冷VWを扱う、屈強なるVWショップの方々はリプロ品がたくさん存在し、品質もいろいろだとご存知だと思います (リプロ品というよりコピー品の感じでしょうね)。 物によってはリプロ品からのコピーという物まであり、寸法の公差がどんどん大きくなってしまったと感じでいる事でしょうね。 
でも、今回のこのリプロ品は金型にもかなりの投資もしていると思われ、作りもしっかりしております。 







以下の写真は昨日のブログに掲載していた物ですが、アメリカ発注で力が尽きてしまいました。
気を取り直して・・・・、こちらの部品は上記のT3用サーモスタットハウジングの上部カバーでありました。 3兄弟が並んでいますが、異母兄弟・・・・になるのかな。



まずは正統派のVW純正品。 こちらも通常の供給が終了している物ですが、当社にはまだ在庫がございます。 見ての通り、VW アウディ マークと部品番号がキリッと入っております。



おーっと、こちらを異母兄弟と呼んでは・・・・いけないでありましょう。 この部品を製造したのはVWへの納入業者でありまして、同じ金型の同じ工場で製造された完成部品から・・・・VW アウディ マークを削り落としてOEM品として市場に出回った物。 なので、品質的には純正品と同等と思っていいでしょう。



こちらも上に紹介したサーモスタットハウジング同様、最近入手したリプロダクション品。 これでサーモスタット関連には、供給の不安は薄れたかなと思います。


業販専門にて、T3バナゴン・T4ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。  

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