友人 A

10月7日のブログで「3連休は愛知県の知多半島」と書いていましたが、ハーレーダビッドソンのオーナー向けの雑誌社が主催の ”VIBES MEETING ” へ行っておりました。 午前2時の友人(泥酔中でしたが)からの電話に誘われて行ったわけですが、そんな時間の電話は「良くない事」と相場が決まっております。 少々迷ったのですが、熱心なお誘いと主催者予想で1万5000台のバイクに2万人の来場がどんなもんか興味シンシンでありました。 ただ「地獄の天使」だか「天国の悪魔」の様な方々との3日間が、本当に地獄の3日間になったらたまりません、どうか天国の様な楽しい3日間であります様祈りながら向かいました。
で、、手前の人物が友人のA(イニシャル違いますが・・)、向こうに座るのはAが率いて30年になるハーレークラブのメンバーです。 街で彼らと出会ってもお友達になれる確率の大変低くそうなタイプの方々に見えます。(この会場に集っていた他の方々にも多く見受けられました) Aと初めて会ったのは、僕が当時流行っていたバニング屋さんでカスタムペイントの修行中だったときに、Aはそこのお店の顧客だったのです。 お店主催の一泊ドライブに、自動二輪免許しか持たぬ僕はCB750改で何度か参加していたら普通免許しか持たぬAが、中型自動二輪免許をこっそり取ってしまったのです。 当時僕も入っていた良い子のモーターサイクルクラブに彼もカワサキの400で参加するようになり、バニングは降りてしまったのです。 間もなく根性で大型自動二輪免許を取りCB750に乗り、その後にハーレーに乗りかえましたが 「俺はハーレーだけのクラブを作る」 と言って袂を分けておりました。 僕は彼が抜ける少し前に別の理由でそのクラブを抜けていて、Aや当時の仲間たちと疎遠となっておりました。 風のうわさで 「Aは肘から太ももまで、彫り物が入っちゃった」 とか 「会社を始めて社員が多くいるらしい」 と聞こえておりました。 Aが育った家業が歌舞伎町にあったりしていたので、てっきり ”なんとか興業” という会社を歌舞伎町に作り、社員という肩書きの構成員をゴロゴロ抱え込んでいるものだと本当に思っていました。

しかし数年前に彼から電話をもらい、20年ぶりくらいに再会した時にまともな仕事のまともな会社だった事を知りました。 彼の始めたハーレークラブの創設メンバーと2人で興した会社がその時点で年商100億・社員700人というとてつもない会社となっておりました。 会長にA、社長にクラブのメンバーです。 それから数年経ちますが現在は社員が1000人近く、年商140億とますます業績を伸ばしております。 人生何処でどうなるか分からんものです。 僕と出会っていなければ、ただの極道だったかもしれませんね。 彼の会社の人々のうち、ごく少数の役員しか彼がバイク乗りだと知らず、ましてや彫り物が全身に入っている事も知らないのです。 なので社員が偶然これを見ても 「ウチの会長だ〜!!」 とはならないのです。




会場の入り口まで3〜4時間の行列です。 
バイブスミーティング 快晴なり。



入場料を支払ってから、パーキングエリアまでも延々とございます。


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