今日の午前中、杉島がお客様の ショップ さんからお問い合わせを受けていて 「今、社外品が仕入先で欠品が続いていて、補充が出来ていないんです」 って言っているのが聞こえていたのです。
「でも、純正品でしたらございます」 と言って、見積りを作っていたのがこちらの旧式 パッケージ に入った部品でありました。
純正 ラベル に ２５１－６１２－５０１ の部品番号と、製造年月日と思われる １１．０５．８８ が印字されておりました。 おそらくは １９８８年の ５月 １１日に世に出た製品でありましょう。
中身を確認すると・・・・長い年月を耐え抜いたとは思えぬ佇まいでございます。
あ、部品は ２５１ で始まる番号なので Ｔ３ バナゴン 用、中番号が ６ で始まるので ブレーキ 部品とわかります。
ブレーキ プレッシャーリデューサー なる名称の、重要な働きをする部品なのでありました。
ドイツ の フォルクスワーゲン クラシックパーツ 部門でも、同品番の部品の扱いは有るには有るのですが・・・・以前から純正品ではなく、社外品での扱いとなっています。
インターネット 上で検索しても、ＧＥＮＵＩＮＥ ＶＷ って見つからないので・・・・おそらく、史上最後の純正部品でありましょう。
で・・・・ありました、ありました 砂型鋳型に ＶＷ と アウディ マーク があるのですね。
まっ、正真正銘の フォルクスワーゲン 純正部品だと確認したので・・・・倉庫の棚に戻すのですが・・・・僕が普段やらぬ事をすると、戸惑ってしまうのですね。
基本的に部品の入出庫は、僕はしないのであります （僕が関わると、どうも在庫が合わなくなるらしい）。
えーと、こっちかな・・・・。
全ての部品は、それぞれ入出庫を記入する カード と共に箱に入っているのですね。
在庫管理の コンピューター の画面でも在庫は管理していますが、部品の カード でも何処から入荷・どなたに出荷って記入されているので・・・・不測の事態 （在庫が合わない等）が起こっても、問題が解決できないことが （ほぼ） 無いのですね。
有限会社 カラーキング
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