ポルシェ は、謎だらけ・・・。 川瀬ブログです。

 一昨日の弊社 ブログ に登場していた、水冷になった ポルシェ 911 の シリンダーヘッド が外された状態の エンジン。

 空冷 フォルクスワーゲン の エンジンを、無理やり水冷にした T3 バナゴン と生い立ちは似ていますが・・・・さすがに 6気筒だけあって大きいであります。

 

 

 エンジン の オーバーホール に必要な ガスケット・シール 類の手配をうけたまわったのですが・・・・やはり、馴染みのない車は難しい。

 一昨日は シリンダーヘッド が外れただけの状態でしたが、今日は クランクケース から全ての部品が取り外されて ドンガラ 状態になっていました。

 僕・・・「へーっ、911 なのに 996 って呼ぶんですか !?」

 ホリゾンタルさん・・・「そうそう 996 も 997 も、エンジン の部品はほとんど同じだから」

 僕・・・「なるほど、ここを冷却液が通るのですね」

 ホリゾンタルさん・・・「そう、そこの シリンダースリーブ の部品が出ないんだ」 との事。

 

 

 

 現車確認に伺ったのは、取り外してある オイルサンプ に ガスケット が使用されているのか ????  だったのですが、ワーゲン の エンジンケース の合わせめと同じで・・・・ガスケット は未使用でした。

 

 

 

 シリンダーヘッド は バナゴン より多い片側 3気筒分で、4バルブ なのね。

 取り外した ヘッド に歪みが無いか、定規の親分が乗っかっておりました。

 

 

 さすが 4バルブだけあって、バルブ の径が小さい。

 スパークプラブ はど真ん中に鎮座であります。

 そうか、カムシャフト が 2本装着になるので・・・・なるほど、ヘッドがでかいんだ。 

 T3 バナゴン は OHV だから、全然違うのね (自動車の エンジン が、バナゴン が基準となっている身からは、なにもかも新鮮であります)。 

 

 

有限会社 カラーキング

   
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