ヤナセ 100年の轍・・・・。 川瀬ブログです。

  先週の弊社ブログ (こちら → 昨日は サボ り・・・。 川瀬ブログです。 - color-king’s blog (hatenablog.com)) にて、「ヤナセ 100年の轍」 をご紹介させていただいていましたが・・・・驚いたことに、当時の ヤナセ の当事者さんから産業用エンジンのガバナー について コメントをいただいたのでございます。

 当 ブログにご紹介したいとお願いしたら、「名前は N田で・・・」 と快諾いただきました。

 以下、N田さんの コメント 抜粋でございます。

 「産業用 エンジン は、今の イケア の私の所属部署内にありました。

防音室となった小屋があり、一度に10基以上の FLAT4 エンジンが、一日中同時に 2000rpm ~ 2500rpm 位で何日も連続して慣らし運転をしてました。

産業用エンジンの用途は非常時の発電用などのため、長時間一定回転が求められています。

ガバナー は一定回転を保つための アクセル開度を調整する物なのです。

いつも耳栓をしていた担当者さんに電話してみようか ? と、ふと思っているところです。」

 抜粋と書きましたが、ほぼ全文のご紹介です。

IKEA 港北へお出かけになるようなことがございましたら 「あ~、ここに ヤナセ の広大な敷地があって、FLAT4 エンジンの慣らし運転がされていたのね」 と、スエーデン・ミートボール を食べながら思い出してくださいな。

 

 

 以下は 2016年の弊社ブログの再掲載でございます・

 

こちらの部品は入荷してからだいぶ時間のたっている物ですが、やや旧式のフォルクスワーゲンアウディ グループのパッケージに入って来た・・・・うーん、何でありましょ。

 

黒い VW マークの下に 122−135−028A なる品番が、打刻で入っております。


この部品は VW 純正品のガバナーでありますが・・・・ガバナーって何でしょ。


ガバナーを辞書で引くと・・・・たくさん意味が出て来てしまいますが、機械的な観点からすると調速機という事になりそうです。
このガバナーが空冷の産業用 VW エンジンに組み合わされ、大事な仕事をする車輌に載っているのであります。 弊社にはその黄色い車輌とこの部品が装着された写真がございますが・・・・国防上の理由からそれはご紹介が出来ないわけで・・・・。 (ちなみにその産業用エンジンは、T−1 ビートル にそっくりなわけであります)
その空冷 VW エンジンを使用した黄色い車輌が、航空機の翼の下へ入って ○○ を搭載するのでありました。 これ以上、詳しくご紹介してしまうと KGB (カーゲーベー)や CIA の尾行があるやもしれませぬ・・・・。

 

以下の写真は僕のスマホ撮影ですが、9月28日の弊社ブログでご紹介しておりました。
まるで、自動車模型のフューエルキャップのように見えますが・・・。

 

フリッツ・フォン・エリック の鉄の爪・・・・・じゃなくって、フリッツ ヘインッツマン って読むのか不明ですが、この メタル 製の ラベル の上に写真の フューエルキャップ 風の・・・・オイルフィラー (たぶん) があるのですね。
このメタル製のラベルはドイツのアルバースシャウエッセン (と読むか謎でありますが・・・) で所得したパテント番号をしるしたもの・・・たぶん。  
で、そのパテントがクランクシャフトの調速・・・・ではなかろうか?

 

 


で、先日お世話になっている中島モータースさんへお寄りした時にこの「ガバナー」の話をしたら・・・・「あ、うちにも自衛隊で使っていたワーゲンのシャフトがあるよ」って見せてくれたのがこちら。

 

本体にVWマークや部品番号が確認できませんでしたが、HS (またはSH)の打刻。
こちらのシャフトは、空冷VWエンジンからプロペラ機のエンジン始動用発電機に接続していたそうであります。
現在そのシャフトは、空冷のワーゲン用クラッチパイロットツール (治具) として余生を送っておりました。

 

業販専門にて、T3バナゴン・T4ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。  

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