にわか乗り鉄は、始末に悪い・・・・。 川瀬ブログです。

 平素はあまりプライベートな事が出ない川瀬ブログですが・・・・、この3連休は、にわか乗り鉄でありました。

 土曜日から月曜日までの3連休でしたが、土曜日の朝まで予定が無かったのです。 が、この31日でお気に入りのホテルが廃業してしまう事がわかり、急遽 松本へ GO でありました。

 ホテルの外見は、アメリカのモーテル風。 駅から少し離れているので、駐車も平置きでパーキングチケットも無し。

 

 今回初めて連泊をして、なか日の日曜日は車をここに置いて午前中から ”にわか乗り鉄” でありました。

 松本駅から新島々駅なる妙な名前の駅まで、アルピコ交通なる妙な名前の電車に乗っていき、帰りはバスで・・・・って思ったら 「松本行きのバスは3時間後です」 って駅員さんに言われ、おずおずと同じ電車で帰って来たわけで。

 

 駅中で昼食を済ませ 「次は JR で奈良井宿だ!!」 っ、電車に乗ると・・・・塩尻駅で 30分程の停車 (時刻表通りらしい)。 まぁ、急ぐ旅でもないので余裕かましておりましたが、電車が走りだしてしばらくすると外は小雨となっております。

 「君、傘は?」 と言われ、 YANASE って ストラップ に ロゴの入った素敵な傘を持っていない事に気づきましたが・・・・無い物は無い。

 1時半頃に奈良井宿に到着した頃には、かなりの雨になっていて駅舎から出ることもままならない。 傘も無く、雪の残る外は寒い事だし 「じゃあ、帰ろう」 って駅の案内の女性に聞くと・・・・な~んと 「松本へ帰る電車は 15時56分まで無いのです。」  う~ん、ここに2時間半もじっとしているのか~。 だから西村京太郎の小説は嫌いなんだ・・・・って訳のわからぬ思いを呑みこみ 「バスはないのですか ?」 と聞くと 「ああ・・・・塩尻行なら、え~と・・・ありますけど時間掛かりますよ」 って教えてくれたのが地元住民用のコミュニティーバス で、どこまで乗っても百円!!。

 生還するにはそれしかないと、程なく到着の小型のバスに乗り込んだわけでありますが搭乗員は運転手さんが一名と・・・・我々の二名だけ。 百円の運賃も素晴らしかったのですが、旧道マニアには小さな集落を全て通る約一時間の道のりも素晴らしかったのです。 途中から二名が乗り込んだので、このバスの売り上げは四百円也・・・・「三倍払ってもいいぞ !!」 なんてぞんざいな気持ちを抑え、終点で二人分の¥200を料金箱に入れ 「ありがとうございました」 とお礼を述べて下車。 塩尻からは再び JR で松本着でありました。 奈良井宿で夕方まで電車を待っていたら、凍えて松本に戻っていただろうと思うと気が大きくなり・・・・「次は逆方向だ!」 って、乗った電車は長野方面行。 

 途中にスイッチバックなる仕掛けのある線は、面白かったのですが・・・・明るいうちに長野に着くかと思ってましたが、暗くなって窓の外が見えなくなってきたので篠ノ井駅で下車。 反対のホームからそのまま帰ろうと思ったら・・・・なな何と、次の電車まで1時間以上ある。 雨も降っていない事もあり 「外へ出て、スーパーマーケットでも・・・」 でありましたが、商店街のお店も閉まっているとこが多く・・・スーパーも無い。 う~ん、これも旅よのう・・・・。 (一生懸命、電車に乗っていたので・・・写真が一枚も無いのでありました)

 

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 ホテルの中は、リアル昭和レトロでありまして2階への階段も素敵なのです。

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 老化も・・・・じゃなくって、廊下もレトロでしっかりした造りであります。

何と言っても、お気に入りの一番の理由は料金がリーズナブルだったのです。 ツインルームに2名で泊まって約5千円、今回初めて連泊をしたのですが1万円少々でありました。

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 駐車場はこんなですが、アメリカのモーテルと違いここから直接部屋へは入れません。

 うーん、ここが無くなってしまうと・・・・松本へ行く回数も、激減してしまうだろうなァ~。

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