ワーゲン 純正の・・・・・。 川瀬ブログです。

こちらの部品は入荷してからだいぶ時間のたっている物ですが、やや旧式のフォルクスワーゲンアウディ グループのパッケージに入って来た・・・・うーん、何でありましょ。



黒い VW マークの下に 122−135−028A なる品番が、打刻で入っております。


この部品は VW 純正品のガバナーでありますが・・・・ガバナーって何でしょ。


ガバナーを辞書で引くと・・・・たくさん意味が出て来てしまいますが、機械的な観点からすると調速機という事になりそうです。
このガバナーが空冷の産業用 VW エンジンに組み合わされ、大事な仕事をする車輌に載っているのであります。 弊社にはその黄色い車輌とこの部品が装着された写真がございますが・・・・国防上の理由からそれはご紹介が出来ないわけで・・・・。 (ちなみにその産業用エンジンは、T−1 ビートル にそっくりなわけであります)
その空冷 VW エンジンを使用した黄色い車輌が、航空機の翼の下へ入って ○○ を搭載するのでありました。 これ以上、詳しくご紹介してしまうと KGB (カーゲーベー)や CIA の尾行があるやもしれませぬ・・・・。



以下の写真は僕のスマホ撮影ですが、9月28日の弊社ブログでご紹介しておりました。
まるで、自動車模型のフューエルキャップのように見えますが・・・。



フリッツ・フォン・エリック の鉄の爪・・・・・じゃなくって、フリッツ ヘインッツマン って読むのか不明ですが、この メタル 製の ラベル の上に写真の フューエルキャップ 風の・・・・オイルフィラー (たぶん) があるのですね。
このメタル製のラベルはドイツのアルバースシャウエッセン (と読むか謎でありますが・・・) で所得したパテント番号をしるしたもの・・・たぶん。  
で、そのパテントがクランクシャフトの調速・・・・ではなかろうか?






で、先日お世話になっている中島モータースさんへお寄りした時にこの「ガバナー」の話をしたら・・・・「あ、うちにも自衛隊で使っていたワーゲンのシャフトがあるよ」って見せてくれたのがこちら。



本体にVWマークや部品番号が確認できませんでしたが、HS (またはSH)の打刻。
こちらのシャフトは、空冷VWエンジンからプロペラ機のエンジン始動用発電機に接続していたそうであります。
現在そのシャフトは、空冷のワーゲン用クラッチパイロットツール (治具) として余生を送っておりました。


業販専門にて、T3バナゴン・T4ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。  

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