こちらは大変珍しいクラッチの部品・・・・ではないのですが、ご依頼をいただいた車輌にちょっとビックリだったのです。
何と、２０１５年式のフォルクスワーゲンＴ５トランスポーターでありました。 マニュアルトランスミッションの車輛は、いつかはクラッチのディスクも消耗し交換の次期が来るのですが・・・・弊社のアウディＴＴロードスターに至っては、２０万キロに迫る現在もクラッチがすべる事も無く使えております。 が、このご依頼車はモデルイヤーが２０１５年という事はまだ一年も使われていないはずですね。
以前、トランスミッションを取り寄せたＴ４ユーロバンがありましたが （この日のブログ → http://d.hatena.ne.jp/color-king/20121217）、その車は会社名義のキャンピングカーで社員用の福利厚生に使われていました。 なので、休みの社員がご家族を乗せて旅行に使えるという素晴らしい会社の車でした。 が、マニュアルミッションのその車はなれぬ方の運転に耐え切れなくなり、ある日ミッションの中身がガチャガチャになってしまったのでした。
このクラッチが装着される車輌も、何かしら普通ではない事があったのでありましょうかね。
左から クラッチカバー・クラッチディスク・スラストベアリング の順に ＳＡＣＨＳ 製の キット の勢揃い。
クラッチカバー の ダイヤフラムスプリング は・・・・空冷 ＶＷ の頃とかなり様子が違いますね。
ディスク 面から見える ダイヤフラム も・・・・同じく様子がちがいます。
クラッチディスク はあまり違わないな・・・・と思ったら、一見 リジット 風に見えますが、センター 部と ディスク 部が分割されていて・・・・小さいコ イルスプリング ８ 個で連結されています。 スプリング には カバー が付いているので、見えていません。
スラストベアリング は Ｔ４ ユーロバン に似ていますね。
こちらのヒョロ〜っていう部品は・・・・ＶＷの純正品なのですね。
Ｔ３バナゴンのリアフェンダーに貼ってある、透明なステッカー状のストーンガードであります。 写真は裏側で、３Ｍ の裏紙を剥がせば糊の付いた面がでて、ボディに貼りつきます。 すでに、ＶＷでの供給が終了していて、在庫を持っているところから取り寄せとなりました。
ＶＷ番号は２５１−８５３−９３１Ａとなります。
こちらは表になる側ですが、物が透明なだけに白く見えているのは３Ｍの裏紙なのですね。
業販専門にて、Ｔ３バナゴン・Ｔ４ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。
(有) カラーキング
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