ドイツ本国から到着した荷物のなかで、入荷チェックの最後に残ったものはキリッと端正な純正箱が二つ。
出てきたのは、見慣れぬ物だったので 「新在庫になった物か」 と思ったのですが、さにあらず。
発注品が当社に入荷になると、チェックリストに記載された製品情報と照らし合わせて適合の確認をいたします。 社外品の場合は、そのメーカーのラベルや現物の型番をチェックし、要注意部品はさらにサイズや特徴等を調べたりと手が掛かります。 しかし、純正品はラベルの型番が一致していればＯＫとなるのでチェックは後回しでも大丈夫なのです・・・・が・・・・今回はアウトでした。
ラベルを見ると ０９Ｇ−９２７−３６３Ｂ ＬＥＩＴＧＳＡＴＺ （レイッツグサッツって読むのか・・・・） となっていて、現行のＧＯＬＦやザ・ビートル等の６速オートマチックミッションにつながる高額部品だと調べがつきましたが・・・・日本で売られているのは全部７速ＤＧＳじゃ〜ないでしょうかね。 長期滞在というか永久滞在が確定となった瞬間を、このブログをご覧の方々と共有することができました。
このラベルの捕捉で・・・・２０１４年の１月２０日にドイツのフォルクスワーゲンの倉庫に入荷になったばかりだと分ります、どうりできれいな状態ですね。 で、なな何と、ドイツのＶＷ純正品が ＭＡＤＥ ＩＮ ＪＡＰＡＮ ではないですか。 嬉しいような、ありがたくないようなビミョ〜な気持ちを味わえるのですが、それにも増して・・・・発注した正しい部品は・・・・ど〜なっちゃたのでありましょう。
気を取り直して・・・・こちらは、あまり特徴の無いパイプでありますが、これもＶＷ純正品でございます。 この写真だと、大きさがわかりませんね。
で、杉島の手の上に乗っかった様子がこちらですが、どうでしょう想像したより大きかったのではないでしょうか （そう言う自分もそうでしたが・・・）。
この部品はＴ４ユーロバン用でエンジンケースのサーモスタット部に刺さるウォーターパイプでございました。 長年おなじ場所に刺さっていると、隙間から少しずつ錆が発生してある時に・・・・ポロっていってしまうそうで、リクエストがあり在庫とあいなりました。
業販専門にて、Ｔ３バナゴン・Ｔ４ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。
(有) カラーキング
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