チェリーと言っても、日産チェリーではございません。 新たに在庫になった部品ですが、表面にＶＷマーク・ＧＥＲＭＡＮＹ の文字に加えて、ＣＨＥＲＲＹ の文字。 ＣＨＥＲＲＹ の横にチェリーに見えるマークもあるので間違いありません。 ＣＨＥＲＲＹ なる部品メーカーは、初見参でございます。
Ｔ４ ユーロバンのＡＴ車で右ハンドル専用のスターターインフィビタースイッチでございます。 「インフィビタースイッチって何じゃい」 とお思いの、屈強なる空冷ＶＷショップの貴兄さま・・・・この部品は、ただのオン・オフスイッチでございました。 ギアが入っているとスターターが回らぬようにする、シフトレバーに内蔵されるスイッチです。 本体から出た白い部分が引っ張られるとスイッチが切り替わります。
ひっくり返して裏を見ると、内臓のマイクロスイッチが見えております。 この部品だけなら、秋葉原へ行けば見つかるのかもしれませんね。 上記したようにＴ４ユーロバンの部品ですが、部品メーカー名以上に不思議なことがございます、左ハンドルには部品の設定じたいが無いのです。 「じゃー、左ハンドルはギアがドライブに入っていても、スターター回っちゃうのかよ」ってお思いの屈強なる空冷・・・・、屈強ではない方の疑問ももっともですね。 ＡＴミッション本体に装着される ”マルチファンクションスイッチ” が、その役目を行っておりますのでご安心ください。 右ハンドル用はシフトレバーにもスイッチがあるので、安全装置が２重ということになっています。 写真はスイッチを引っ張ってみたところ、左が杉島の左手で右が僕の右手、カメラは杉島の右手に。
生まれ育った昭和の中ごろは世間に水洗トイレなどなく、町にはバキュームカーが走っておりました・・・・。 ということではなく・・・・こちらは取り寄せの依頼を受けて、ドイツへ発注していたバキュームポンプ。 これもＴ４ユーロバン用になりますが、クルーズコントロールに使われている負圧を発生させるためのエアポンプでございます。
純正箱にＶＷのラベル。 ７０１−９０７−３２５ がこちらの部品番号ですが、品名欄に Ｕ−ＤＲ．ＰＵＭＰＥ とあります・・・・ユー、ドクター、プンペ ？？ じゃーないでしょうね。
違う角度から見るとこんな様子。 安定した負圧を得られなければ、クルーズコントロールが ”ノーコン” となってしまいます。 責任重大な仕事をしていますが、外部をホースがまたがっているので見た目の責任重大さは今ひとつかな。
業販専門にて、Ｔ３バナゴン・Ｔ４ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。
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