午前中の早い時間に、不意を突かれて ＤＨＬ の到着であります。 雨に煙る ＤＨＬ のお兄さんの背中から哀愁が漂っておりますね。 当社前には、まだ先日の雪が残っております。
先週金曜日にヨーロッパから出荷された荷物が本日の月曜日に到着です。 木曜日と金曜日にアメリカから出荷された荷物は、 FedEx のエコノミー便なので、今日現在アラスカのアンカレッジでトランジット中。 こちらも２〜３日のうちに届くでしょう。
大きくない箱が二つ、到着です。
旧式な純正箱も見えておりますね。 こうゆうのを見てワクワクしてしまう方は、発病していますので直ちに治療が必要です。
再入荷であります。
ＶＷ としては２０世紀のうちに供給終了となっていたジェネレータープーリーのキャスト。 持っているところを探して・・・探して・・・を繰り返し２００８年まで当社の通常在庫品としていましたが、とうとうそれも不可能になり２００９年のプライスリストからはカタログ落ちの状態となっていました。 今回３個だけですが・・・入荷になりました！！ これを見て熱が上がってしまう方は、既に発症していますので隔離が必要です。
以前は 「ジェネレータープーリー １２Ｖ 本国純正 キャストベース ＮＯＳ」として空冷ＶＷ用の業販プライスに載っていたわけですが、とても素晴らしいプーリーなのです。 ”まともなプーリーが無い” とお嘆きのお店様も多いのですが、「これは」という仕事の時に、このプーリーをご用命いただく事が多かったですね。
見てのとおり、砂型の鋳造品でＶＷマークのほかに型の位置番号が確認できます。 機械加工の後に、全てのプーリーはバランサーに掛けてテストされバランス調整されています。 今回入荷分は１個又は２個の重量調整穴が見えます、１個の物も深さが違いますね。 以前入荷していたときには最高６個の調整穴があった物や、穴が一つも無かった物もありましたね。 ＶＷ純正品でも、ここまで手間の掛かっているプーリーは一部の車種のごく短い期間に使われていただけなので、元々の生産数自体が少ないと思われます。 南米製や台湾製、中国製等にはこのタイプのリプロダクション品は無いと思いますが、もしあったとしても精度がイマイチでしょうね。
(有) カラーキング
業販専門の、Ｔ３バナゴン・Ｔ４ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。
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