海岸のテトラポットのようなこの部品を見て、「おーっ」と声を上げる方は・・・いないでしょうね。 T3バナゴンのマニュアルミッション車用のシフトリンケージの部品になります。 既にVWからの通常の供給は終了している部品ですが、4個だけは純正を確保です。
ちなみに昨日の当ブログを見て「おーっ」と声を上げ (たぶん)、本日の始業間もなく御注文をいただきカムメタルセットは嫁いで行きました。 とても久しぶりの入荷でしたが、当社の滞在時間は72時間でありました。 このまま箱入り娘のまま、ここにいてくれたら嬉しいのですが「私は行く」と言って出て行きました。 行った先は僕がVWの部品を扱いだした頃からのお付き合いのお店なので、そろそろ20年になりますね。 かねてより、最近はいい嫁が・・・じゃないや・・・いいメタルが無いとおっしゃっていたので、嫁ぎ先としては最良であったことでしょう。
こちらもT3バナゴン用のVW純正品ですが、あまり ”純正部品だぞ” 感がありません。 ドアミラーのベースシールですが、こちらも通常の供給は終了しています。 凹凸の無い全くの平らなラバーなので、少々器用な方なら作れそうですね。
http://d.hatena.ne.jp/color-king/20111209 ←こちらをみていただければ、一目瞭然ですね。 この部品は、取り寄せの依頼品で入手しましたが、前後のバンパーだけは当社の在庫品で持っております。 バンパー、とりわけ後ろ側は追突されてしまう事が多いようで問い合わせをいただく事がございます。 対してフロント側は追突してしまうT3乗りが少ないからか、問い合わせは非常に少ないですね。 側面部もあまりご用命が無いのですが、揃えられるうちに揃えて持っておこうと思っています。 ちなみに、これらのキャラット専用部品の通常供給は全て終了となっております。
1972年の2月17日はフォルクスワーゲンにとって記念すべき日となっています。 この日に生産台数が 15,007,043台となり、それまでの単一車種の生産記録を持っていたT型フォードを追い抜いて、ビートルが一番になっていたのです。 その下の新聞の切り抜きは、最後のビートルがメキシコ工場からラインオフした記事です。 写真にはパンチョさん (かどうか判りません・・・) が最後のビートルにソンブレロをかざして、何か言葉を発しているようです。 最終的に 2,150万台のビートルが生産されたのですね。 この記事は当社のロッカーの側面に張り付けていましたが、もうだいぶ変色しております。 こうやって切り抜いておくと、色が変わるのはしょうがありませんが・・・何年何月の出来事だか分からないのです。 記事には「メキシコのプエブラ工場で30日」となっていますが、いちいち何年何月の30日とは書かないのですねー。 さて何年何月の30日だったんでしょうね。
この愛らしいビートルとパンチョのお陰で、当社も成り立ってまいりました。 ありがたいことです。
(有) カラーキング
業販専門の、T3バナゴン・T4ユーロバン・空冷ビートル等のフォルクスワーゲン用部品を扱っています。
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